私たちについて
事業内容
理念
時代と人に合わせた教育
活動内容
【子どもたちのために】
① 出席認定サポート
てらこや出席が学校出席となる「義務教育出席認定」制度があり、ご希望のご家庭にはガイドやサポートをしております。
② エデュケーション コーディネート
子どもの能力を引き出すカスタムメイドの「時間割」を作成して、一人ひとりにフィットした教育を提供します。
③ 体験学習
子どもの体調や感性、身体の成長に合わせて「温和・刺激・自然」がある学習の場を用意しています。
④ 見守り隊&遊びの達人
スクールカウンセラー・看護師・ヨガ講師などが、子どもたちの活動をやさしく見守ります。「人・もの・コト・場」など、大人の少しの余裕(=あそび)を子どもにおすそわけする活動です。
⑤ イベント・ワークショップ
子どもたちの興味関心に沿ったワークショップ(有料)。開催日時が決まり次第、Facebookページでお知らせいたします。
【親子のために】
⑥ からだづくりヨーガ
古典ヨーガをベースに身体と心、自律神経を整えていきます。子どもの成長を助ける柔軟性、バランス感覚、日常的な鼻呼吸の習得をサポートします。
⑦ Switch Minds(スイッチマインド)
インド哲学YOGAをベースに認知行動療法を採り入れた感性のマネジメント法。感覚・感情・感傷を自分で整え、バランスよく使いこなせるようにします。
⑧ テラコヤ ネウボラ
フィンランドで「助言の場」を意味するネウボラ制度の考えを採り入れ、 対話を重視したメンタルヘルスケアに力を入れています。子どもだけでなく、お母さんやお父さんの困りごとについても一緒に考えます。
⑨ オンラインてらこや
「テラコヤ ネウボラ」のオンライン版です。解決が難しい課題には専門家の紹介もいたします。24時間365日、ご相談をお受けしております。
* 深夜のご相談への回答は遅れる場合がございますので、何卒ご了承ください。
ご利用対象年齢
6歳〜15歳(小学校1年生~中学校3年生)
ご利用料金
■月謝 /11,000円(毎月)
■施設利用料 10,000円(年1回)
NPO法人福岡てらこやあそび
理事長 新里美帆よりご挨拶
「あそび」に込めたもの
息子が2歳半の頃、
母である私は 病気で思うように動けなくなりました。
少しでいいから 手伝って
少しでいいから 休ませて
そしたら また このかわいい子を 育てられる
お願い ———
そう思っていたことを 今も思い出します 。
当時の私は、どんな言葉よりも手助けを必要としていました。
その時の苦しかった経験から、今の てらこや は生まれました。
てらこやの名前は「あそび」です。
人の手、人の力、人の時間。
人の余白を集めることで、子どもを育てるお母さんは支えられる。
少しだけならいいでしょう?
余白を集めて助け合う
これが「あそび」に込めた想いです。
* * *
時間が止まることなく時を刻むように、
私たち生命は始まる瞬間から伝達を始めます。
細胞分裂 個の情報伝達です
その過程で、情報同士が奇跡のように繋がりあい
「わたし」という個が始まります。
尊い奇跡の連続である私たち、生命。
その奇跡を忘れて日々に追われ、感謝や感動を忘れ、
思うに任せて生きてしまうことがあります。
* * *
最近では、こんなふうに物思いにふける余裕も生まれてきました。
先輩ママが言っていたように
「大変なのは一時よ。過ぎるから大丈夫」。
これは本当だったと今の私は思えます。
私という個は、感受性が強く
身体性は平均的な情報を持ち、産まれました。
当時の家族は7名ほど。とても可愛がられていたそうですが
いつも泣いて眠らず、病気ばかりする子だったそうです。
感度がよすぎるアンテナが情報処理できず壊れるように、
学生時代も私は自分の身体の感覚を処理できず
よく心身のバランスを崩していました。
一方で その感受性は独創的なアイデアや
アーティスティックな活動につながり、
評価されることもありました。
良くも悪くも強すぎる感受性に振り回される日々に困り、
感覚的に選んだ対処法はYOGAでした。
私が無意識に選んだYOGAは心の制御を目的とする正統派YOGAでした。
YOGAは私に多角的な気づきと深い安心感をくれました。
自分の身体を通し感覚を調えていくプロセスは、
自分に優しくするという意味を持っていたように思います。
不安だった毎日が徐々に穏やかになり、
毎日見ていた景色も明るく見えていきました。
その感覚に感動していたのを覚えています。
自分に やさしくすると心が穏やかになり、
周りの人にも やさしくできる自分がいました。
やさしさのない世界と在る世界は、
感覚はもちろんですが考え方まで逆のように思います。
やさしさを知った私は、どんどん楽になっていきました。
今、社会を見渡すと不健康な点が目立つように感じます。
健康な社会にするために、私たちはどうしたらいいのでしょう。
私の考えは、自分を満足させてあげることです。
人は経験して心身ともに満たされなければ
誰かにギフトを贈ることができませんから。
昨今の社会問題の一つとして、不登校児童数の増加が挙げられます。
かつては私自身が集団活動を苦手としており、
当事者の気持ちに強い共感を抱いていることから
私は今、不登校支援活動に取り組んでいます。
不登校問題と一言でいっても、個人の問題から社会システムの問題にまで
さまざまな要因が絡み合っており、その解決方法もさまざまですが、
私は自身の感覚的経験を活かして当事者家族の心のケアに力を入れています。
心は一生ものです。
傷ついた心が一生の傷とならないよう、
私たちは丁寧にやさしくサポートに努めさせていただきます。
不登校に関して、もう一つ思うことがあります。
行動を起こした子どもたちが無言で訴えかけているのは
「そうじゃないよ」という ことばのように感じます。
型に はめるだけが人としての教えじゃない、と
言っているのではないでしょうか。
不登校の子どもが増えていることは つまり
「そうじゃないよ」の声が大きくなっているということ。
いま私たち大人は 、心で叫び続ける子どもたちのために、
できるかぎり多くの選択肢を用意する必要があるのだろうと、
私は解釈しています。
それは、私自身が小学校1年生の時から感じ続けている
内なる声のメッセージでもあります。
てらこやの子どもたちが教えてくれた、とっておきの言葉があります。
「答えは子どもがもっている。それは、ひとりひとりちがうよ」
意味ばかりをさがし、ありのままを見逃してしまわないよう、ここに記します。
NPO法人 福岡てらこや あそび
理事長 新里美帆
理事・役員
<理事長>
・新里 美帆(しんざと みほ)
<副理事長>
・穴井 憲義(あない のりよし)
九州電設株式会社 代表取締役会長
・鉦打 航平(かねうち こうへい)
サッカーコーチ
<理事>
・緒方 亜可子(おがた あかね)
元裁判書記官
・山口 住夫 (やまぐち すみお)
福岡大学工学部名誉教授
・井浦 みはる(いうら みはる)
社会福祉協議会 皿山支部
・ 高丘 幸秀 (たかおか ゆきひで)
有限会社ニュー七星代表取締役
・諏訪下 綾香 (すわした あやか)
なないろ訪問看護 小児訪問看護師
・保坂 進 (ほさか しん)
株式会社 DEN 農事業部長
<監事>
・市川 慎一(いちかわ しんいち)
NPO法人全国てらこやネットワーク事務局
・大和田 徹(おおわだ とおる)
大和田税理士事務所 代表
<社員>
・中村 拓司(なかむら たくじ)
見守りさん
・谷 皓太(たに こうた)
見守りさん/書道師範代
・大薗 拓真(おおぞの たくま)
見守りさん
・長 洋平 (おさ ようへい)
子どもの成長を支援する おさ塾代表
・川鍋 明日香(かわなべ あすか)
株式会社フジシタ 取締役
・髙場 大貴(たかば ひろき)
合同会社SODEN 業務執行社員/九州電設株式会社 くらしのドクター事業部 主任
・棚町 立子(たなまち りつこ)
有限会社エスティホーム 取締役